ボリショイサーカス

Bolshoi_bear2013-1miniロシアでの名称はロシア連邦サーカス公団。ロシア連邦文化省に所属する国立の機関で、初来日は1958年。日本でよく知られた海外サーカスです。公式サイトによれば、動物は6,000頭以上とのこと。

日本での運営会社は株式会社ボリショイサーカスです。(〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-14-5 ボリショイサーカスビル) 

情報開示請求によって得られた資料から、横浜公演を例に詳細をまとめてみました。

◎横浜公演の場合(at 横浜文化体育館)

※使用された動物(ただし、申請時点の予定数)


平成21年
犬12頭、猫15頭、馬6頭、ヒグマ9頭 
ケージ等42個 職員の最低数4名

平成22年
犬11頭、猫15頭、熊6頭、トラ3頭、ライガー1頭、ライオン6頭、豹1頭、黒豹1頭 
ケージ等32個 職員の最低数6名

平成23年
馬6頭、ヒグマ4頭、犬13頭、フェレット20頭、猫11頭 
ケージ等54個 職員の最低数6名

平成23年
馬6頭、熊2頭、犬13頭、猫6頭、フェレット20頭 
ケージ等28個 職員の最低数6名

平成24年
馬6頭、熊3頭、犬14頭、猫13頭 
ケージ等36個 職員の最低数6名

※各動物種ごとの飼育環境

※全般

2013年のバックヤードの配置図は以下の通りです。公道との間は、ビニールシートの貼られた高さ2メートルのフェンスに過ぎません。
2013年配置図 (クリックで拡大)
※「死体の一時保管所」の記述があり、短い公演期間中にも動物が死ぬことがあるとわかります。

公道から見た状況▼
bolshoicircus0803-2

トラが来日していたときも同様です。
2008年配置図 (クリックで拡大)

※動物取扱業の登録申請など

●馬以外の動物には、ロシア政府発行の税関申告書別紙・動物衛生証明書が添付されていました。馬はほとんどが日本で購入されており、多くは元競走馬です。猫は3歳までの若い猫ばかり、フェレットはすべて2歳でした。

●管理の方法には「ケージは圧縮合板と鉄格子の檻を使用し、設置するときは檻どうし繋げて固定し、転倒防止の処置をとる」と書かれています。

●檻のサイズなどは各動物のページに掲載しましたが、サーカスの飼養設備は移動用を兼ねており、とても動物福祉に配慮されたものとは言えません。写真を見ても、劣悪と言ってよいものだということがわかります。

●また、横浜文化体育館のような都会の街中で、クマなどの特定動物(危険な動物)の檻をほぼ露天に近い状態で置くことが今後も許されるのか、疑問に思います。

>> サーカスに動物はいらないと声をあげよう