ボリショイサーカス:ヒグマ

トレードマークのクマの哀しい姿
>> サーカスのために連れてこられたクマの数(統計)
>> 特定動物(危険な動物)の扱いについて
2014年公演にて
とても狭い檻に入れられて、ロシアから毎年やってきます。日本での公演中も、彼らの住まいは、移動用の狭い檻のまま。そして、付けられた大きな首輪と口輪が、とても哀れです。2014年、東京公演では、バックヤードで棒で殴られているところが目撃されました。
一方、日本ではクマは動物愛護法上の特定動物(危険な動物)に当たり、二重扉になっていることなど飼育施設には一定の条件が求められていますが、檻に二つ鍵がついているだけで許可が下りているのが実態です。檻は、建物の外のスペースに置かれています。
また、ロシアのヒグマは、ワシントン条約上の付属書IIの動物に当たります。統計を見ると、日本に来ているのは多くが繁殖されたクマですが、野生由来のクマも少しだけ来ていました。総数の統計は、こちら。
情報公開された写真より
●2013年来日のクマたち
- ヒグマ
- Bina メス 2008生まれ(5歳) 140kg
- Dzhuli メス 2012生まれ(1歳) 50kg
- Ursik オス 2012生まれ(1歳) 50kg
●飼育舎図面
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