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あなたにできること

サーカスの飼育設備は移動用を兼ねていて、動物に配慮されたものとはとても言えません。日本の写真を見ても、劣悪と言ってよいものばかりだということがわかります。移動も長距離にわたり、頻繁です。

調教の過酷さについても、これまで諸外国で内部告発や調査があり、サーカスを禁止する国がふえてきました。

また、調教で仕込んだ動物の動きを見せるサーカスは、野生動物の生態や行動について、間違ったものを教えています。動物を不自然に扱ってよいという誤ったメッセージも発しています。

時代遅れの見世物を終わりにするために、サーカスに動物はいらないと声をあげていきましょう!

人間だけのサーカスに行こう

動物を使わない、人間だけが出るサーカスに行くようにしましょう。有名なのは、シルク・ドゥ・ソレイユ。

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ほかにも、人間だけのサーカスや大道芸のフェスティバルなどが各地で行われており、アクロバットやクラウンを見ることができます!

身近な人に伝えよう

身近な人に、広めていきましょう。

サーカスの動物利用問題を伝えるためのリーフレットもあります。当会までご請求ください

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動物を使うサーカスの無料券・割引券をくれようとしたり、誘ってくる人には、「動物がかわいそうだから」と一言伝えてください。もしもらってしまったら、不要な無料券は当会にご提供ください

主催者に意見を送ろう

サーカスの各地での公演には、主催者がいます。

日本は、サーカスに限らずエンターテイメントの興行はメディアが主催者となっている場合が多く、批判的に報じられることがないため、ぬるま湯の中で文化活動が行われていると言われています。初日公演の翌日の新聞批評欄がこわいなどといったことは日本では起こらないわけです。批判が来ないとわかっていれば、改善する気も起きないでしょう。ジャーナリズムが文化活動に対しても中立的立場を保とうとする欧米との大きな違いだと言われています。サーカス批判が生まれにくい素地の一つだと思われます。

サーカスでは動物を使わないよう、主催者に意見を送ってください。また、公演で利益を上げる主催者には、動物の行く末に対して責任があるのだから、きちんと動物の余生の面倒を見る支援を行ってほしいとお願いしましょう。

後援・協賛に意見を送ろう

サーカスの各地での公演には、主催者のほかに、自治体や団体、企業などが後援・協賛についています。それらの団体に、動物を使うサーカスの後援や協賛をしないようお願いしてください。特に、公的な組織が動物の虐待的な利用にお墨付きを与えているのは問題です。

なぜ自治体が後援につくのか、実態はこちらをご覧ください。

最近の木下サーカス公演では、サイトでの後援自治体・団体の公開はなくなりました。しかし、チラシには載っている場合もあり、載っていない場合でも実際には裏で後援申請が行われています。

禁止を求めよう

動物を調教して見世物にするショーそのものが、時代遅れです。さらに動物の輸送も、動物に大きなストレスを与えます。両方の要素を持つサーカスは、さらに問題が大きい興行です。

世界中の国が動物(特に野生動物)のサーカスでの利用を法律で禁止してきており、そうした国はふえ続けています。

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日本も法律で禁止をしてほしいと、国(環境省)へ要望しましょう。

>動物を見世物にする興行にノー!の声を

動物を見世物にする興行にノー!の声を

動物たちは、自分でのぞんで芸をしているわけではありません。
彼らの本来の生き方とかけ離れた姿を見せることで、サーカスは、動物について間違った理解を広めています。
残念ながら日本では、マスメディアや大企業がサーカスの興行に関与しているため、正しい理解が広まりません。
草の根で、動物たちのために声をあげていきましょう。