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新しいプロジェクト CHANGEサーカス 12月19日パネルアクション参加報告

ライオン
新しいプロジェクトが立ち上がったよ

 

若者による動物サーカス廃止プロジェクト「CHANGEサーカス〜動物虐待終わりにしない?〜」

大好きな町に動物サーカスはいらない!

12月19日より木下サーカス湘南鎌倉公演が始まりました。海外では次々と廃止になっており、国内でも非難の声が高まっている動物サーカスの公演がまた関東に来てしまったのです。

そして湘南鎌倉公演初日、地元の住人や若者が発起人となって立ち上がったプロジェクト、「CHANGEサーカス〜動物虐待終わりにしない?〜」主催のパネルアクションが行われました。PEACEのスタッフもパネルアクションに参加し、ともに動物サーカスの悲惨な現状を訴えました。

自由を奪われ続ける動物たちの苦しみに終止符を。
環境への意識の高い湘南だから、動物への暴力や曲芸使役のない町にしたい。

 

CHANGEサーカスのメンバーの動物たちへの深い思いと、必ず動物サーカスを終わらせたいという強い意志は動物たちにとって希望だと感じました。サーカスのテントは沿道から奥まったところにあるので訴えを届けるのは難しいようにも思えたのですが、出入りする道が限られるため、来場者へのアピールはより効果的に行えました。

昨年の立川公演や横浜公演のアクションの時にも感じたことですが、「楽しみに来たのに!」という反発はなく、親子で立ち止まってパネルに見入る姿がありました。特に子どもは、かわいそうな動物のパネルからは目が離せないでいました。チラシの受け取りもよかったようです。現地に着いてからいきなり30分で50セット配った参加者もいました。

流れが変わってきたと実感しました。曲芸に使役される動物に同情的な声が増え、若い人たちが積極的に立ち上がっています。彼らのエネルギーは必ず動物たちの希望のある未来へとつながることを期待します。

湘南鎌倉公演のテントのまわりには駐車場や球技場、空いている土地などが広くあります。しかし動物たちはテントの敷地の中の、さらにその中の小さな鉄のコンテナで飼育されています。肉食獣であるライオンと、草食動物のゾウやシマウマやポニーが同じ狭い敷地で飼育されるのは不自然であり、飼育環境としても問題です。

ライオンが脱走し、人に危害を加えることなく捕獲が困難とされた場合は猟友会に連絡し、射殺という最悪の事態もありえます。また、台風や地震などの災害の多い日本で、住宅街の中にライオンやゾウを移動させるのは、動物にも住民にも危険を伴います。

立川公演、横浜みなとみらい公演、湘南鎌倉公演。いずれの公演でも動物サーカス反対アクションには地元の住人が参加しました。大好きな町に動物サーカスは来てほしくない。近くに苦しむ動物がいることが耐えられない。住んでいる町は動物に優しい町であってほしい。

動物サーカスに終止符を。

今後はPEACEもアクションを開催する予定です。日時が決まり次第お知らせします。ぜひご参加ください!

クマ
たくさんの参加者が必要だよ。来てね!

CHANGEサーカス〜動物虐待終わりにしない?〜
サイト:https://changecirus.studio.site
Instagram:https://www.instagram.com/changecircus/
Twitter:https://twitter.com/changecircus_
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動物を見世物にする興行にノー!の声を

動物たちは、自分でのぞんで芸をしているわけではありません。
彼らの本来の生き方とかけ離れた姿を見せることで、サーカスは、動物について間違った理解を広めています。
残念ながら日本では、マスメディアや大企業がサーカスの興行に関与しているため、正しい理解が広まりません。
草の根で、動物たちのために声をあげていきましょう。