ロシアで、またサーカスのクマがショーの最中に調教師を攻撃しました。一度、攻撃があったあともショーは続行。さらにもう1回、クマは同じ調教師を攻撃しようとしました。それでもショーは続けられたそうです。The Siberian Timesのツイートで動画を見ることができます。
Every month Russian media report at least one attack of travelling circus animal ‘artists’ on trainers. The latest was y’day in Berezovsky, Kemerovo region, when a brown bear twice attacked a female trainer; the show didn’t stop. Travelling circuses are still allowed in Russia pic.twitter.com/oW8lEw4dIk
— The Siberian Times (@siberian_times) July 18, 2021
Techinsight Japanの記事によると、サーカス団は、「ハーレクイン・トラヴェリング・サーカス」。取材には、「全く問題はありませんでした。単刀直入に申し上げますと、クマはちょうど繁殖期に入っているだけなのです」と述べていたとか。
サーカスのヒグマも、チンパンジーなどと同じように性成熟を迎えるとコントロールがきかなくなるので引退させると書いているロシアの文献もありますが、実態はそうでもないのでしょうか。(ロシアから日本に来るサーカスのヒグマは、いつも、皆、若いです)
いやはや、ショーに集中できない状態の動物を使ってでも利益をあげようとするサーカス団、あさましい。
この記事では、モスクワに拠点を置く動物権利団体VITAのコメントが以下のように掲載されています。
参考リンク
これまでにもサーカスや動物園で飼育されている動物たちが人間を襲う事故があったが、このほどロシアのサーカス団のショーで出演…
THIS is the shocking moment a performing brown bear appears …