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ロシアで、また調教師がサーカスのクマに攻撃される。ショーの最中に2回も

ロシアで、またサーカスのクマがショーの最中に調教師を攻撃しました。一度、攻撃があったあともショーは続行。さらにもう1回、クマは同じ調教師を攻撃しようとしました。それでもショーは続けられたそうです。The Siberian Timesのツイートで動画を見ることができます。

Techinsight Japanの記事によると、サーカス団は、「ハーレクイン・トラヴェリング・サーカス」。取材には、「全く問題はありませんでした。単刀直入に申し上げますと、クマはちょうど繁殖期に入っているだけなのです」と述べていたとか。

サーカスのヒグマも、チンパンジーなどと同じように性成熟を迎えるとコントロールがきかなくなるので引退させると書いているロシアの文献もありますが、実態はそうでもないのでしょうか。(ロシアから日本に来るサーカスのヒグマは、いつも、皆、若いです)

いやはや、ショーに集中できない状態の動物を使ってでも利益をあげようとするサーカス団、あさましい。

クマ
休みすら与えられず酷使されるのか、ひどいな

この記事では、モスクワに拠点を置く動物権利団体VITAのコメントが以下のように掲載されています。

「サーカスを取り巻く環境が人道的とは言えない理由は、動物の訓練がいかに残酷であるかというところにあります。動物らがギリギリのところまで追い詰められるような残酷なことをしているのです。そんな動物を使ったサーカスのショーは禁止されるべきです。」
ロシアも、サーカスの動物ショー禁止へ向けて、ちゃくちゃくと世論形成されていっている感じがします。

参考リンク

Techinsight(テックインサイト)|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト
The Sun

THIS is the shocking moment a performing brown bear appears …

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>動物を見世物にする興行にノー!の声を

動物を見世物にする興行にノー!の声を

動物たちは、自分でのぞんで芸をしているわけではありません。
彼らの本来の生き方とかけ離れた姿を見せることで、サーカスは、動物について間違った理解を広めています。
残念ながら日本では、マスメディアや大企業がサーカスの興行に関与しているため、正しい理解が広まりません。
草の根で、動物たちのために声をあげていきましょう。