木下サーカス立川公演は12月14日で終わります。
新型コロナウイルスが心配な折ですが、その次は横浜に移り、みなとみらいで公演が予定されています。場所は、なんと、アンパンマンこどもミュージアムの隣で開催。ショックです。アンパンマンこどもミュージアムに来る子供たちも、木下サーカスのホワイトライオンショーなどの時代遅れな動物搾取ショーのポスターを目にしてしまいます。
教えてもらったのですが、アンパンマンの生みの親である、やなせたかしさんは、サーカスから逃げ出すライオンの悲しいお話を書いています。
野外動物園のみなしごのライオンの「ぶるぶる」は、犬の「むくむく」お母さんに育てられました。
でもあるとき、「ぶるぶる」は都会の動物園にうつされ、サーカスで芸をしてくらすことになりました。
夜中にさみしく思い出すのは、やさしいお母さんの「むくむく」のことです……
でもあるとき、「ぶるぶる」は都会の動物園にうつされ、サーカスで芸をしてくらすことになりました。
夜中にさみしく思い出すのは、やさしいお母さんの「むくむく」のことです……
涙なしでは読めない作品です。
同じ作家の作品をテーマにしたミュージアムの隣で、ライオンに鞭を使うサーカスのショー、許されますか?
やめてほしいです。
やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)
- やなせたかし作
- 1982年発行
- 出版社 : フレーベル館
- ISBN-13 : 978-4577003022