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12月1日、ウェールズで野生動物の移動サーカス禁止が施行されました

イギリスのウェールズでの野生動物の移動サーカス禁止は、昨年(2019年)成立していましたが、この12月1日に施行になりました。

イングランド、スコットランド、アイルランド共和国など数十の国々に続いて禁止が実現したもので、海外の諸団体も、大きな前進として祝福しています。

「この法案は、移動型サーカスにおける野生動物の使用を禁止することにより、ウェールズ全土の人々の倫理的な懸念に応えるものである。このような方法で娯楽のために野生動物を使うのは、時代遅れだ。野生動物は複雑な欲求(ニーズ)を持つ、感覚ある存在であり、私たち人間の娯楽のための商品と見なされるべきではない。」

レスリー・グリフィス(ウェールズ政府 環境・エネルギー・農村地域大臣)

近代サーカス発祥の地であるヨーロッパで、このような考え方が広まっているのはすばらしいですね!

日本は残念ながらイギリスの調教師の働き口をつくっているような状況ですが! 世論を変えていきましょう!!

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動物を見世物にする興行にノー!の声を

動物たちは、自分でのぞんで芸をしているわけではありません。
彼らの本来の生き方とかけ離れた姿を見せることで、サーカスは、動物について間違った理解を広めています。
残念ながら日本では、マスメディアや大企業がサーカスの興行に関与しているため、正しい理解が広まりません。
草の根で、動物たちのために声をあげていきましょう。