▲主催の中国新聞社のサイトで打ち切りの告知
「やはり!」という感じですが、恐れていたことが起こりました。木下サーカスで、7日、20代男性団員の新型コロナウイルス感染が発覚。PCR検査により、11日までに団員10人の新型コロナウイルス陽性が確認されたそうです。
広島公演の主催社である中国新聞の報道によると、広島市によってクラスター認定されたとのこと。軽症か無症状ということなので、発症者もいることになります。
新聞社が、自分たちが主催のイベントでコロナクラスターを発生させるなどということがあっていいのでしょうか。そもそも、動物の調教芸などという時代遅れの出し物を行うサーカスの公演は行わないよう、中国新聞社に改めてご意見ください。
また、木下サーカスのサイトの下記のページにも、6月7日までの予定だった広島公演の打ち切りについて公表されています。
5月7日までの間に観覧した観客には連絡していないそうです。個人情報を提供させていたのに、結局は悪く思われたくないのだろうと思わざるを得ません。
また、動物の状況に関する情報も公表されていません。アメリカでは既に、飼育下の大型ネコ科動物が計26頭、新型コロナウイルスに感染しています。ライオン5頭、トラ17頭、ユキヒョウ3頭、クーガー1頭です。そのほか、大型のネコ科動物に感染例が報告されているのは、アルゼンチン、エストニア、スペイン、南アフリカがあります。
動物たちへの感染対策は大丈夫なのでしょうか? 調教師の感染はなかったのか? 症状らしきものが出たときに検査をちゃんとするのか? 陽性だった場合に公表はするのか? 問い合わせたいですね。
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