2022年6月2日放送「news every.」でタイのゾウの今に関する素晴らしい報道がありました。
タイの伝統的な文化として根付いているというのが「ゾウ乗り」、ゾウに乗って観光地を散策する体験です。しかし、動物愛護の観点から、ゾウに芸などを覚えさせるための調教を見直し、ゾウ乗りやショーを中止する動きが出てきています。
こうした調教を伴うゾウ乗りやショーについて、動物愛護の観点から、近年、廃止する施設が増えています。その1つが、タイ北部・チェンマイにあるゾウの観光施設「メーサー・エレファント・キャンプ」です。40年以上、ゾウ乗りやショーを続けてきましたが、2020年に廃止しました。
イギリスの家族も「イギリスでは、ゾウなどの(野生)動物をサーカスで使うことは、もう許されていません。この施設のやり方のほうがずっといい」と話し、ゾウの世話をする村の人も、 「自然の中で遊ぶゾウを見せたいです」と言っているのです。
新しいゾウとの関係のあり方を日本のテレビが報道したことをとてもうれしく思いました。